ゆずが成し遂げたのは、単に吉田拓郎やかぐや姫などが一時代を築いたジャパニーズ・フォーク・シーンの復興だけではなかった。もともとストリートで自分たちの楽曲を演奏してきた彼らが大ブレイクしたことは、他の若いストリート・ミュージシャンを大いに奮起させたのだ。――98年から下北沢や原宿でアコースティック・ライヴを展開していたけんじ(岡平健治/vo&g)とケイゴ(岩瀬敬吾/vo&g&herp)の2人もそんな時流にうまく飛びのり、ニュー・フォークを代表するユニットとしてチャートを賑わすこととなった。 イラストレーターの326(ミツル/ヴィジュアル・プロデュースと作詞を担当)との出会いから、ジューク・ボックスと、大人でも子供でもない19歳を由来として3人のコラボレーション・ユニット、19(ジューク)を結成。99年にリリースした2ndシングル「あの紙ヒコーキくもり空わって」がTBSのキャンペーン・ソングに起用され、一躍脚光を浴びる。以降、リリースするシングルすべてが大ヒット。情緒豊かで伸びやかなケンジの歌声と、張りのあるケイゴの歌声が紡ぎ出すハーモニー、学校での何気ない出来事などを映し出した身近な歌詞は、10代20代のリスナーから絶大な共感を獲得したのであった。 ――まさに音楽で“青い春”を綴ってきた2人だったが、それぞれの未来の可能性のために02年3月をもって解散。別々の道を歩み出す。 |
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1月7日19時0分更新
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