嗚呼、素晴らしき青春賛歌の数々である。ゆずがシーンに登場するまでの長い間、多くのミュージシャンが忘れかけていたピュアな熱血漢。――すべては、横浜・松○屋前のストリートから始まり、以降口コミを通して多くの人々に支えられ成長を成し遂げた、まさに“庶民のデュオ”である。 ゆずは、同郷であり、互いの音楽志向に魅了された北川悠仁と岩沢厚治によって、96年「Light's」として結成された。その後ゆずと改名し活動――98年ミニ・アルバム『ゆずマン』でメジャー・デビューを果たした。彼らの象徴とも言える、等身大の視点から投げ掛けられるリアルな詞、センチメンタルで清涼感のあるメロディ、それらを包み込む素朴で温もりを帯びたフォーキーな音色。それらは、エレクトロニック・サウンドが全盛であった当時において、ある種時代錯誤なスタイルとも言えた。しかし、シーンに点在する似通ったアーティストに食傷気味だったリスナーは、ゆずの楽曲に新鮮さや身近さを感じ、絶大に支持したのである。 以降、「夏色」や「サヨナラバス」「嗚呼、青春の日々」など数多くのヒット・チューンを連発。日本のミュージック・シーンでの快進撃は止まることを知らず、ニューフォークの幕開けを呈示した2人は今後語り継がれるであろうデュオと成り得た。 |
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1月7日19時0分更新
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