72年に「男の子 女の子」でデビュー。甘いマスクと高音域が切ないキュート・ヴォイスで、一躍ウルトラ・スーパーアイドルとして君臨する。デビュー当初からR&B/ソウル/ディスコ/ラテンフレイヴァーの強い筒美京平作品を数多く歌っており、「小さな体験」「君は特別」(←クラヴィネット大フィーチャーのファンキー歌謡の名曲)「よろしく哀愁」「誘われてフラメンコ」「恋の弱味」(←イントロのギター・カッティングがミラクルズの「ラブ・マシーン」を彷彿)など多数のビッグヒットを叩き出した。初期の郷ひろみ作品は、現代のクラブプレイでも十分に通用する傑作揃いであり、70'sを原体験してないワカモノにとっても新鮮に響くこと間違いなしである。 また、純然たる2枚目でありながら、CF(インパクト大だったのはキンチョーの「ハエハエカカカ、キンチョール」とか)やドラマ『ムー』『ムー一族』などで、違和感なくコミカル役に徹するあたりも驚異的人気の要因。そして、その人気ドラマからは、樹木希林とのデュエットによる「お化けのロック」「林檎殺人事件」という異色のヒットが生まれた。その柔軟でコワいものなしの姿勢は、「てりっこ」のCFでみせた“てりっこダンス”(96年)、「Go! Go! Go! Go! Go!……」のドップラー効果炸裂のダイハツCF(00年)に、そのまま受け継がれているといえるだろう。 アイドルから大人の男へとスムースに転換をはかりながら、以降、「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」「哀愁のカサブランカ」(←バーティ・ヒギンズのカヴァー)「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」などなどをコンスタントにリリース。99年に発表したリッキー・マーティンのカヴァー「GOLDFINGER'99」の“♪アチチアチ〜”は、小学生からお年寄りまでを巻き込む、1億総HIROMI GOフリーク現象となった。 アイドル絶頂期に渡米→松田聖子とのロマンス→別離→二谷友里恵と結婚→離婚→『ダディ』上梓→フルマラソン参加→再婚→松田聖子とのデュエット発表→再び離婚……とプロフィールも大スターならではのゴージャスぶりだ。 さらに、07年には約8年ぶりのカヴァー曲となるシングル「Boom Boom Boom/Come On Baby」を発表。同曲はスペインの国民的歌手、“太陽の貴公子”ことダヴィッド・ビスバルの代表曲であり、ラテンなGOの“♪ブンブンブン”に日本の夏が再びアツく燃え上がること必至である。 |
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1月7日19時0分更新
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