ハスキー極まりないかすれ声と震えるようなヴィブラート……一聴して森進一だとわかる個性的な歌声は、まさに一流の証と言えるだろう。 今でこそ広く認知されているが、66年のデビュー当時、その極限まで力を振り絞るような絶唱は衝撃的ですらあった。そして74年、襟裳の厳しい冬を歌った「襟裳岬」が大ヒットを記録。押しも押されぬトップ・スターへの階段を駆け上る。以後、男女の恋愛/孤独/望郷の念をテーマに数々の名曲を世に送り出し、ドメスティック・ソウル歌謡の巨匠として確固たる地位を築き上げたのであった。なかでも84年に作詞/松本隆、作曲/大滝詠一を迎え発表された、ニューミュージックのソフトなメロディを取り入れた佳作「冬のリヴィエラ」は、若いリスナーにも是非聴いて頂きたい。 00年には歌手生活35周年を迎え、本格的演歌「終列車」をリリース。一層の活躍が期待される。 |
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1月10日8時0分更新
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